外道でもう一度

れいな　「れいな、今、めちゃくちゃ眠いんやけど･･･」

僕　「すごく眠い時ってさ、何に対しても”うん”って答えればいいやって思うよね」

れいな　「は？　意味わからん･･･」

僕　「もぅ眠いから何でもいいやって」

れいな　「ぁあ･･･　わかる･･･　かも･･･」

僕　「思考停止ってやつ」

れいな　「じゃ、れいな寝るけん･･　おやすみ･･･」

僕　「ちょ、ぉぃ、れいな　こんなトコで寝ると風邪ひくって　ベッドで寝ろって」

れいな　「･･･ん　いいよ　風邪ひいて･･」

僕　「おぃおぃ･･･　それでもプロの歌手かよ･･･」

れいな　「ぅん･･　れいなプロやけん･･　大丈夫･･･」

僕　「しょうがねぇなぁ･･･　毛布持って来てやろっか？」

れいな　「ぅん･･･　ありが･･と･･･」

僕　「･･･」

れいな　「･･･」

僕　「･･･れいな、目の下にからし塗ってやろっか？　目、覚めるよ(笑)」

れいな　「ぅん･･･」

僕　「ぉ、ぉぃ･･･　マジかよ･･」

れいな　「あ･･　やぱ･･･　やめて･･　涙出る･･･」

僕　「ぁはは、だよね」

れいな　「ぅん･･･」

僕　「あー、そうとう眠いみたいだなこりゃ･･」

れいな　「･･･」

僕　「･･･れいな、タンスの中見ていい？」

れいな　「ぅん･･･　バカ･･　ダメ･･」

僕　「ぁはは、んなトコ見るかよ　っていぅね」

れいな　「ぅん･･･」

僕　「れいな、DVD観ていい？」

れいな　「ぅん･･･」

僕　「ちょいエロいやつだけど･･･」

れいな　「ぅん･･･　眠いけん音小さく･･」

僕　「あ、やっぱりめちゃくちゃエロいやつだけど･･･」

れいな　「ぅ･･　ん･･･」

僕　「ドッロドロでぐっちゃぐちゃになるやつだけど･･･」

れいな　「ん･･･」

僕　「･･･やっぱ観なくていいや」

れいな　「ん･･」

僕　「･･･」

れいな　「･･･」

僕　「俺も寝よっかな」

れいな　「ん･･」

僕　「･･･」

れいな　「･･･」

僕　「･･･やっぱ好きなんだけど」

れいな　「ん･」

僕　「･･･れいなが好きなんだけど」

れいな　「ぅ･　ん･･」

僕　「･･･」

れいな　「･･･」

僕　「･･･」

れいな　「･･･」

僕　「･･･寝たかな」

れいな　「･･･」

僕　「･･･」

れいな　「･･･」

僕　「･･･そういうのは起きてる時に言えよ　･･･っていぅね(笑)」

れいな　「ぅ･･ん･･･」

僕　(びっくぅぅううう！！！)

れいな　「･･･」

僕　「･･･」

れいな　「･･･」

僕　「ね、寝言･･･か」

れいな　「･･･バカ」