さゆみんと変態 〜それは私のおいなりさん編〜

「しゅゆ! しゅゆ! ほらほら、パオ〜ン!」


「・・・え? あ? ん? コレ?」


「それは僕のタマタマさんだよ」


「え?」


「ゾウじゃないのかって?」


「いや、ゾウだよ ゾウさんだけど・・・」


「ん〜、そうだな〜 これはゾウのアゴになるのかな?」


「うん、そう、ここはゾウさんのアゴ


「え? さゆもここにゾウさん飼いたい?」


「・・・」


「いや〜、やめといた方がいいと思うよ」


「変態でこんな事をやっている僕が言うのもなんだけどさ」


「さゆが股間でゾウを飼ってるってファンのみんなが知ったらどう思う?」


「でしょ? びっくりするよね?」


「うさちゃん? ゾウじゃなくてうさちゃんならびっくりしないって?」


「いやいや、うさちゃんでもびっくりするよ〜」


「・・・っていうか、うさちゃんならとかそういう事じゃなくてさ」


「さゆの股間で何かを飼っていたらファンはびっくりするでしょ?」


「そう!うさちゃんでも!」


「そもそもさゆが股間を見せるなんてダメ、絶対しちゃダメ」


「・・・僕はいいんだよ、股間見せても、股間でゾウさんを飼ってても」


「だって僕は変態だから」


「でもさゆはダメなの」


「だってさゆは変態さんじゃないでしょ?」


「え?さゆも変態さんになって股間でうさちゃんを飼いたい?」


「えぇ〜!!」


「困るよ〜!!」


「変態さんが言うならまだしも、モーニング娘。の・・・ モーニング娘。だよ!?」


モーニング娘。道重さゆみがそんな事言っちゃダメだよ〜」


「泣いたってダメ、そこはかわいいさゆでも絶対にダメ!」


「”道重さゆみモーニング娘。のキュート担当からセクシー担当へ”が”道重さゆみモーニング娘。のキュート担当から変態担当へ”とかファンはガッカリしちゃうでしょ?」


「誰もさゆの変態宣言なんて聞きたくないよ〜」


「・・・泣いたってダメなものはダメ」


「変態を甘く見ないでください!」


「・・・」


「裸の上にトレンチコートを着て物陰に隠れてる人がどれだけ変態なのか、さゆには分からないでしょ(涙)」


「・・・」


「・・・」


「・・・」


「にゃ〜お!!!」