恋愛♥れいな

れいな 「こんな高い所から落ちたられいなどうなってしまうんやろ?」


僕 「人生\(^o^)/オワタ だろうな」


れいな 「やっぱり死んでしまう?」


僕 「そりゃあそうだろうな」


れいな 「れいなは死にたくないっちゃけど、そういう訳にはいかん?」


僕 「その辺は人類皆平等 いくられいなでも特別扱いされないわな」


れいな 「・・・・・・そっか」


僕 「そう」


れいな 「れいなは特別扱いされたい」


僕 「俺が神様ならしてやりてーところだけど、この通りただの人間だから」


れいな 「・・・・・・もし、れいながここから落ちたらどうすると?」


僕 「え?どうするとって・・・・・・どうもできねぇよ(笑) ってか落ちんなよ(笑)」


れいな 「落ちても助けてはくれんと?」


僕 「いや、それは・・・ 光速で一番下まで行って落ちて来るれいなを受け止めてやる

さ(笑)」


れいな 「・・・・・・残念ながら無理」


僕 「いやいや(笑) それはもちろんわかってるって(苦笑)」


れいな 「そうやなくて れいなの落下速度は光速を超えると」


僕 「え?」


れいな 「光速を超えて落下するれいなは誰も助けられん」


僕 「例え俺が光速で動けたとしても・・・ ってか?」


れいな 「そう、つまりれいなは死んでしまうって事」


僕 「・・・・・・嘘つけ(笑)」


れいな 「嘘やないって!! ・・・・・・でも  嘘だといいっちゃけどね・・(涙)





そう言い終わった時には既にれいなは自らの小さな体を宙に投げ出していた

瞳から出た涙を宙に残すかのようにしてれいなは落下速度を増して垂直に落下していく

その落下速度が話の通り光速を超えていたかは不明だけれど、今僕のこの二本の腕に抱きかかえられた小さな体の女の子は紛れも無く田中れいな(18)





れいな 「・・・・・・」


僕 「・・・・・・」


れいな 「・・・・・・」


僕 「・・・・・・」


れいな 「・・・・・・天国?」


僕 「天国とか図々しいんだよ(苦笑)」


れいな 「・・・・・・れいな助かった?」


僕 「光速を超えて落下とか やっぱ嘘じゃん」


れいな 「嘘つきはそっちもやろ(笑)」


僕 「さ〜て、それじゃあ二人で仲良く閻魔様に舌抜かれに行くか(笑)」





(ピチャッ)