桃の天然水
絵里 「せっかくの七夕なのに曇り空って」
僕 「いいんじゃねーの? 晴れだろうが曇りだろうがどうせ織姫と彦星は会えるんだから」
絵里 「あーそっか じゃあ今日はみんなに見えないようにこっそり会ってるんだね」
僕 「1年に1回、それも7月7日っつー予告デートにこっそりも何も無いけどな」
絵里 「見せ付けてくれるよね ヒューヒューだよね」
僕 「まぁ今日は見えないけどな」
絵里 「見えないところで会ってるなんてなんかやらしいよね」
僕 「密会ってやつか」
絵里 「絵里たちも密会になるのかな?(笑)」
僕 「なんない」
絵里 「え? 何で?」
僕 「だってお前、いつもお母さんに言って来てるじゃん」